とりあえず高校まで結構筋トレとかがある部活をやってた女の子は乳が垂れにくいと思う
しゃべる時っていうか普段は普通なのにさ、販売業に携わると急におかしくなる人いるよね。
うちの近くのコンビニ店員は「いらっしゃいませ」を
「ラッシャッセィィ↑↑ーェイ」って言うわけ。
これは文字の限界っていうか、この字面見るとすごい元気よさそうだけど実際は違うの。
お客さんを視界に入れずに、下向きながら12ホーンぐらいの音量で言うのよ。「セィィ」らへんはアゴがしゃくれてる。
なんなの?
いや接客態度がどうこうじゃなくて、どうしてそうなったの?
なんか、ガソリンスタンドとか魚河岸とかそういうのはわかる気がするね。
大きい声は出さないといけないけど、ハキハキ発音し続けるのはきっと辛いからね。
コンビニはなんなん。
「アリャトサッシターァ↑」より「ありがとうございました」のほうが絶対消費カロリー少ないじゃないの。
消費カロリーっていうかさ、うん。
ちゃんと言えよ。
なんでだろうなって考えたとき、どうしても拭い去れない可能性の一つとしてさ
それがかっこいいって思ってるんじゃないかな、っていうのはあるよね。
え。
まじで?
いや、ないな。ないよ。さすがにないわ。かっこいいわけないもんな。
かっこ悪いもんな。な?
じゃあなんでだろう。
あとさ、全国的に一定割合でラッシャッセーの人いるけど、なんか一様に
「なんで普通にいらっしゃいませって言わないんですか?」って聞いたらキレそうな人ばっかりだよね?
「え、お…おかしいかなあ…」みたいになる人いないよね?
「あなたには関係ないじゃないですか?」系のこと言いそうな人ばっかだよね?
怖い!
なんなん、ラッシャッセーの人なんなん!!
俺やだわー…怒られるのだけはやだわー…超へこむわ…
もうじゃあこの件には深く関わらないわ…
約束するわ…
うちの近くのコンビニ店員は「いらっしゃいませ」を
「ラッシャッセィィ↑↑ーェイ」って言うわけ。
これは文字の限界っていうか、この字面見るとすごい元気よさそうだけど実際は違うの。
お客さんを視界に入れずに、下向きながら12ホーンぐらいの音量で言うのよ。「セィィ」らへんはアゴがしゃくれてる。
なんなの?
いや接客態度がどうこうじゃなくて、どうしてそうなったの?
なんか、ガソリンスタンドとか魚河岸とかそういうのはわかる気がするね。
大きい声は出さないといけないけど、ハキハキ発音し続けるのはきっと辛いからね。
コンビニはなんなん。
「アリャトサッシターァ↑」より「ありがとうございました」のほうが絶対消費カロリー少ないじゃないの。
消費カロリーっていうかさ、うん。
ちゃんと言えよ。
なんでだろうなって考えたとき、どうしても拭い去れない可能性の一つとしてさ
それがかっこいいって思ってるんじゃないかな、っていうのはあるよね。
え。
まじで?
いや、ないな。ないよ。さすがにないわ。かっこいいわけないもんな。
かっこ悪いもんな。な?
じゃあなんでだろう。
あとさ、全国的に一定割合でラッシャッセーの人いるけど、なんか一様に
「なんで普通にいらっしゃいませって言わないんですか?」って聞いたらキレそうな人ばっかりだよね?
「え、お…おかしいかなあ…」みたいになる人いないよね?
「あなたには関係ないじゃないですか?」系のこと言いそうな人ばっかだよね?
怖い!
なんなん、ラッシャッセーの人なんなん!!
俺やだわー…怒られるのだけはやだわー…超へこむわ…
もうじゃあこの件には深く関わらないわ…
約束するわ…
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メンマのかたいやつ無限にコリコリしたい
坂上田村麻呂とか大層な名前を付けた所で、どうせ呼ばれる時はマロだと思う。
後輩から呼ばれる時は田村さん。
じゃあもう「さかのうえの」の部分いらないじゃん。そんなに個性出そうとしなくてもいいよ。
普通に田村 麻呂なんてやつ他にいないよ。
ポニョだって崖の上のって言わなくてもわかるしさ。
あと中大兄皇子はなんか欲張りすぎだと思う。すごいガツガツしてる。
ちょっと短気な人に自己紹介したら、「なかのおおえの」ぐらいで「もういいわ!」ってなる。
最近一気に寒くなったよね。
最近一気に寒くなったし、それに何も書くことないよね。
書いてるうちになんか出てくると思ってたんだ
じゃあ、僕はプールの中でおしっこしたことがあるよ
うん。
じゃあ、って言われてもさ。
えーとね、こないだね、出かけるついでに途中にあるクリーニング屋さんにYシャツを出そうと思って
袋とかに入れずにそのまま引っつかんで出かけたらさ、クリーニング屋さん定休日だった。
そしたら僕はねえ、出かけてる間ずっとYシャツを片手に掴んでる状態になったね。
じんわり邪魔~~~~~!!
そうそう、僕アロマオイルで素敵な香りを楽しもうと思ってね、なんか柑橘系のオイル買ったの
そんでそれを薄めて下からロウソクの火で水蒸気にするわけだけど、もしかしたらそのロウソクを普通のじゃなくてアロマキャンドルにしてみたらダブルで癒されてリラックスしてあわよくば射精みたいに考えたんだよね
そしたらなんかねえ、タンスの奥から2年ぶりに出てきたおばちゃんみたいな匂いがするよ~。
気をつけようね~
後輩から呼ばれる時は田村さん。
じゃあもう「さかのうえの」の部分いらないじゃん。そんなに個性出そうとしなくてもいいよ。
普通に田村 麻呂なんてやつ他にいないよ。
ポニョだって崖の上のって言わなくてもわかるしさ。
あと中大兄皇子はなんか欲張りすぎだと思う。すごいガツガツしてる。
ちょっと短気な人に自己紹介したら、「なかのおおえの」ぐらいで「もういいわ!」ってなる。
最近一気に寒くなったよね。
最近一気に寒くなったし、それに何も書くことないよね。
書いてるうちになんか出てくると思ってたんだ
じゃあ、僕はプールの中でおしっこしたことがあるよ
うん。
じゃあ、って言われてもさ。
えーとね、こないだね、出かけるついでに途中にあるクリーニング屋さんにYシャツを出そうと思って
袋とかに入れずにそのまま引っつかんで出かけたらさ、クリーニング屋さん定休日だった。
そしたら僕はねえ、出かけてる間ずっとYシャツを片手に掴んでる状態になったね。
じんわり邪魔~~~~~!!
そうそう、僕アロマオイルで素敵な香りを楽しもうと思ってね、なんか柑橘系のオイル買ったの
そんでそれを薄めて下からロウソクの火で水蒸気にするわけだけど、もしかしたらそのロウソクを普通のじゃなくてアロマキャンドルにしてみたらダブルで癒されてリラックスしてあわよくば射精みたいに考えたんだよね
そしたらなんかねえ、タンスの奥から2年ぶりに出てきたおばちゃんみたいな匂いがするよ~。
気をつけようね~
アスタリスクじゃなくてコメって言う
パジャマってすごいよね
どうあがいてもパジャマだもの
上パジャマで
下にかっこいいジーンズはいても
ネルシャツにも見えない
どう見てもパジャマ
すごくないですか
それで
全然関係ない話で申し訳ないんだけども
僕あの
結婚することに
なりました
散々「お姉さんが好き」とか
言っておいて
相手は4個下です
え
馴れ初め?
聞きたいの?
まじか
お前意外とそういうの
聞くタイプなんだ
うん
まあ式はやるか不明だけど
籍は今年中に
入れるかな
ん
馴れ初め?
へえ
なんかお前がそういうの聞くって
意外だよ
彼女はその
いわゆるツンデレかな
あと
それに伴ってギャップがすごい
普段すごいその
大雑把なギャルっぽいんだけど
実は料理うまくて
辛いことがあると
一人で泣いているんだ
泣いてたの?
って聞くと
泣いてないよ!
って怒るんだけど
20秒後に
無言で僕の背中に
顔を埋めてくるんだ
そういうのが
うんうん
馴れ初めね
あれはなんだろう
2ヶ月ぐらい前かな?
すごい暑くてさ
今年すごい暑かったよね
だから
僕毎日ビール飲んでたよ
それで彼女は
笑顔がすごいなんか
かわいいの
人ってやっぱり
笑った顔が
一番だよね
素直にそう思うんだけど
僕がそう言うとさ
顔真っ赤にして下向いて
ばかじゃないの!
とか言うの
ばかでも何でも構わないけどさ
僕は君の笑った顔を
ずっと見ていたいよ
ほほう
オナい~。(お前馴れ初めとか気にするタイプなんだ意外~)
じゃあ言うけど
モチつきってあるじゃんね
お正月に
屈強な男が
もろ肌見せて
杵を振りかざして
女の人が
臼の中のモチをひっくり返すの
ホイサッヨイサッ
とか言ってね
あれさ
絶対に今までのモチつき史の中で
女の人の脳天に杵が直撃して
大事故
みたいなことあったよね
っていうのを
誰もが思うけど
誰も口に出さないよね
口に出さずに
今まで生きてきたよね
そういうの結構ある
だけど
他の例は
今は出てこないし
出てきた時には
もうそんなの
発表する空気じゃなくなってるんだ
ままならない
ままならないもんだよ
人生ってやつはさ
しかも
結婚とか嘘だし
馴れ初めとか聞かれても
嘘だし
なんか
設定とかはまだ
耐えられるけど
馴れ初めを捏造する
っていうのは
最後の理性が邪魔して
無理だよ
出てきちゃう
お湯が
あそこから
ていうか
出てるけど
今さ
一人で
暗い部屋で
お酒飲みながら
これを書いているよ
ニューヨークからね
こっちもすっかり寒くなってきたよ
そっちはまだ朝かな?
なんでニューヨークにいるかって
嘘だよ
だから多分ね
嘘つきまくってる人っていうのは
すごい寂しいんだと思うよ
わかるわかる
誰か今すぐ結婚してください
どうあがいてもパジャマだもの
上パジャマで
下にかっこいいジーンズはいても
ネルシャツにも見えない
どう見てもパジャマ
すごくないですか
それで
全然関係ない話で申し訳ないんだけども
僕あの
結婚することに
なりました
散々「お姉さんが好き」とか
言っておいて
相手は4個下です
え
馴れ初め?
聞きたいの?
まじか
お前意外とそういうの
聞くタイプなんだ
うん
まあ式はやるか不明だけど
籍は今年中に
入れるかな
ん
馴れ初め?
へえ
なんかお前がそういうの聞くって
意外だよ
彼女はその
いわゆるツンデレかな
あと
それに伴ってギャップがすごい
普段すごいその
大雑把なギャルっぽいんだけど
実は料理うまくて
辛いことがあると
一人で泣いているんだ
泣いてたの?
って聞くと
泣いてないよ!
って怒るんだけど
20秒後に
無言で僕の背中に
顔を埋めてくるんだ
そういうのが
うんうん
馴れ初めね
あれはなんだろう
2ヶ月ぐらい前かな?
すごい暑くてさ
今年すごい暑かったよね
だから
僕毎日ビール飲んでたよ
それで彼女は
笑顔がすごいなんか
かわいいの
人ってやっぱり
笑った顔が
一番だよね
素直にそう思うんだけど
僕がそう言うとさ
顔真っ赤にして下向いて
ばかじゃないの!
とか言うの
ばかでも何でも構わないけどさ
僕は君の笑った顔を
ずっと見ていたいよ
ほほう
オナい~。(お前馴れ初めとか気にするタイプなんだ意外~)
じゃあ言うけど
モチつきってあるじゃんね
お正月に
屈強な男が
もろ肌見せて
杵を振りかざして
女の人が
臼の中のモチをひっくり返すの
ホイサッヨイサッ
とか言ってね
あれさ
絶対に今までのモチつき史の中で
女の人の脳天に杵が直撃して
大事故
みたいなことあったよね
っていうのを
誰もが思うけど
誰も口に出さないよね
口に出さずに
今まで生きてきたよね
そういうの結構ある
だけど
他の例は
今は出てこないし
出てきた時には
もうそんなの
発表する空気じゃなくなってるんだ
ままならない
ままならないもんだよ
人生ってやつはさ
しかも
結婚とか嘘だし
馴れ初めとか聞かれても
嘘だし
なんか
設定とかはまだ
耐えられるけど
馴れ初めを捏造する
っていうのは
最後の理性が邪魔して
無理だよ
出てきちゃう
お湯が
あそこから
ていうか
出てるけど
今さ
一人で
暗い部屋で
お酒飲みながら
これを書いているよ
ニューヨークからね
こっちもすっかり寒くなってきたよ
そっちはまだ朝かな?
なんでニューヨークにいるかって
嘘だよ
だから多分ね
嘘つきまくってる人っていうのは
すごい寂しいんだと思うよ
わかるわかる
誰か今すぐ結婚してください
コンビニのトイレとかに貼ってある「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」を見るとうまく言えないけど不安な気持ちになるよ
平成11年11月11日11時11分11秒になる瞬間のデジタル時計を撮影しようとしていた友人に「それ撮って何に使うの?」と聞いた時の彼の顔を今でも忘れていない。
僕は一体なんの権利があって彼の生き方を否定ちくわ大明神
田舎と言えば畑、ですね。
畑をやっている人というのは往々にしてペット以外の動物に対し、一般人とは違う認識を持っています。
例えば僕が少年時代に見た中で衝撃的な光景として残っているのは、夏休みに田舎へ来ておじいさんと一緒に畑でウフフアハハしてる時に、たまたまモグラが出たんですよ。
実物のモグラって見たことありますか?
クマと同様、デフォルメの姿しか見たことがない人がほとんどではないでしょうか。
とにかく僕は嬉しくなって、「ねえ見てモgボギャッ!」です。
おじいさんはモグラを見た瞬間に僕の目の前で思い切り踏み潰しました。そして川に流しました。どんぶらこどんぶらこです。
僕と(生前の)モグラに許された面会時間は約10秒ほどでした。
彼らは「哺乳類」・「小動物」という先進国で愛される必要条件を満たしているにも関わらず、畑オーナーにとっては作物の根を荒らす害獣に他ならないのです。
それは追い追い悟るとしても少年の心的外傷にも少し配慮して欲しいと思う朝晩は少し肌寒くなってきた今日この頃いかがお過ごしでしょうか英国紳士です。
田畑と言えば鳥害という言葉が示すように、太古から鳥との戦いが少なからず起きています。
一般人は「住宅街に慣れすぎたカラス・スズメ・ハトの類いがギリギリまで道を空けないのがうざい」以外は概ね「かわいい」との評価が妥当な鳥類ですが、先述のように田畑のオーナーにとって彼らは敵でしかないのです。生活がかかっています。
それに対し、人が常にいるように見せかける案山子や、空砲による音で追い払うなど、様々な撃退法が考案されてきました。しかし頭のいい鳥類は、それらに初めは効果を見せるもののすぐに慣れてのうのうと作物を荒らすのです。
最近ではスピーカーを設置し、定期的、もしくは赤外線センサーによって人や車が通過するたびに火薬音を出す鳥害対策が(田舎では)多く見られます。
火薬音が理解できない温室育ちの方々に説明するならば、運動会のピストルの音です。目的はあくまで広範囲の鳥を追い払うことなので、もちろん響き渡る音量です。
しかしながら鳥類はそれにもすぐに慣れて、爆音が鳴ってもノーリアクションで作物を荒らし続けています。
僕は現在、紆余曲折して「未だにオリンピック景気を引きずっている某県」にいるのですが、ここは所謂、田畑が多く見られる立派な田舎です。
通勤ルートには、片側が田畑しかない直線道路が2キロほどあります。そして僕はチャリです。
IQが53万を超えている人にはもうお分かり頂けると思うのですが、僕はほぼ毎日の往復時、赤外線センサーと定時による爆音を唐突に食らっています。
あれね、通る位置によって作動しなかったりね、大体定時に鳴るっつってもわざわざ鳴った時間とか場所確認なんてしないじゃないの。
だから毎回不意打ちなわけ。
でさ、田舎だから。歩道とか一年を通して貸し切りなの。免許持ってないの俺だけだから。県内で免許持ってないの俺と乳幼児だけだから。
だからもうマナーとか崩壊していくよね。俺チャリこぎながら携帯いじったりする。
そしたらさ、もう仕事行く前の朝とか大体憂鬱な気分っていうかさ、現実逃避系の心境になるよね?
心ここにあらずっていうか。油断してるの。
そこでパーン。パーン!だよ。ビクッってなってさ、走行中に携帯が手から落ちそうになって、それをアワワアワワで空中でキャッチしてたらガードレールに思いっきり突っ込んで倒れて頭打って「アイヤアッ!」とか言ったの。
でさ、ピストルの音が鳴った時点ではノーリアクションだったのに、頭打ってアイヤアッって言ったとこで鳥がバサバサー!って一斉に畑から逃げていったのよ。
状況を分かりやすくすると「ハァ……パーン!うお!っとっとガッチャーン!!ガン!アイヤアッ!バサバサー!」っていうことね。
だからそのね、人類ってのはイタチごっこや戦いの中で技術を進歩させていくものだけれど、僕が田畑のオーナー達に言いたいのは、どこまでだよって。
どこからどこまでがお前らのピタゴラスイッチなんだよ。っていうこと。
こんなのさ、許される?俺が通過したことによって、俺を利用してセンサーを作動させるんだよ?
俺がアメリカ人女性だったら100%訴訟起こしてるよ?
でもここ日本なんだよね。しかも田舎。
そして携帯をいじりながらチャリこいでた俺が悪いの。ね。
だからタンスの角に小指ぶつけた時みたいな行き場のない怒りの激しいバージョンに襲われたよ。
頭から血を流しつつ「ここ日本なのよねええーー!!」って叫びながら出勤した。
このお話で今回皆に伝えたいのは、僕みたいにシナプスのちょちょぎれた人が普通に同じ世界で暮らしているから、気をつけたほうがいいよっていう、そういうことね。
現代社会におけるテーゼでありアンチテーゼでもあるね。うん。為になった。
まんこ。
27歳。
自分の設立した会社だからって自分の名前を社名にするのはどうかと思うんだけど「メルセデス」とか「ランボルギーニ」とかそういうちょっとかっこいいのも人の名前なんだよね。だから白人コンプレックスっていうのは多かれ少なかれ誰もが持ってるんだよ!突然怒らないでくださいよまじびびったー。今まじびびった
今日の極力勘弁してくださいさん(31歳 営業職)
「ふんふん、あっ。はい。はい…あー、そうですよね。」
「はい、あ、じゃあそのように伝えておくから、あ、おきますので」
「いや今違うんで、すいません」
「あ!極力勘弁してください!極力勘弁してください!!」
僕は天然パーマなんですけど、そのことが人生の足を引っ張っていると感じ続けています。
モジャモジャ剛毛タイプの天パとは違うので、そっち方面との軋轢はまた生じてしまうと思うんですけども、それでも「右手社会における左利き」、「車社会の地域で無免許」などと並んで僕の人生の難易度を上げている項目の一つに数えて差し支えないはずです。
ちなみに僕の古くからの友人にモジャモジャ剛毛タイプの天然パーマというか天然アフロがいますが、かつての彼の通り名はご多分に漏れず「ちん毛」でした。
そこまでではないにしても、我々天然パーマーが日々どんな思いを抱えて生きているか、それをストレートの皆さんに少しでもご理解頂けたらと思い、折に触れてお話をさせてもらっています。
勿論と言いますか髪に関することなので、その機会は美容師さんに対してが最も多いです。
まず初めて行った美容室では、最初に必ず「天然パーマである」という旨を伝えます。
それは何故か。
僕ら天パは通常、というかありのままの状態でいると髪が縮んでいます。縮んでいるから天パなのです。
その髪は水分を吸収しやすく、また含むと膨張し、うねり、すぐに戸籍を持ったでかいキノコが誕生します。
それをなんとか誤魔化し、逸らし、あらゆる手段を講じて世間に出ても法に触れない見た目にしているわけです。
なので僕らは水気に対して一切の抵抗力を持ちません。
もしもこの世界がファンタジーに包まれ、剣と魔法が実力の全てだったら、いくら幼少時から剣の修行に励み、戦場でいくつもの武勲を挙げたとしても水属性の魔法で一撃です。即死します。効果はばつぐんだ。
そういう訳で、美容師さんの第一印象(頭の中に構築されるカットの段取り)とシャンプー後の僕の姿は全く違うものになります。厚化粧+お泊りデートの図式です。
僕が「天然パーマである」ということを伝えると、美容師さんの10人中10人はこう言います。
「いやー、天パっていうかくせ毛みたいな感じですよね。ストレートの人はむしろこのぐらいのパーマをわざわざあてに来るんですよ。まとまりやすいし、逆にうらやましいですよ。」と。
しかしこれに対する僕の言葉を聞いて、そのうちの大体10人ぐらいは顔を引きつらせて黙ります。
「じゃあ代わりたいですか?」
つまりそういうことなんです。
ストレートの人がパーマをかけるのは「気まぐれ」であり「オシャレの一環」であるのに対し、天パがストレートパーマや縮毛矯正を行うのは「生きていく為」に「仮初めの姿」を手に入れたいからなんです。
ここに決定的な差があります。
今度機会があればパーマをあてている人とストレートパーマをあてている人を見比べてみて下さい。
パーマをあてている人は「あー早く終わらないかなー、この後どうしよっかな。とりあえずこのゆるふわ☆パーマでカレシとご飯でも食べにいこ」みたいな顔で雑誌を読んでいますが、ストレートパーマをあてている人は
クーデターにより政府上層部が全て軍の息のかかった人物になったことに危機感を覚え、同志と共に地下で小規模なレジスタンス活動を展開していたが、やがて圧倒的物量の前に仲間の基地が次々と潰されていく。そんな時、結成当初から一緒に戦ってきたメンバーのマルセルから途切れ途切れに一通の通信が入った。
「俺達は…もう…お終いだ…裏切り…のが…い…だ」
「マルセル?なんだって!?どうしたって言うんだ」
「エレー…エレーヌに…気をつけろ…」
「まさか、エレーヌは俺達の仲間じゃないか!今までだってあんなに」
「…されていたんだ…気づい……に…俺達はずっと騙されてい…だ」
「そんな、そんなことが…信じられない」
「こ……はも…時間…題だ…じきにそっちにも政府軍…ろう、そうなれば…ぐに」
「くそ!俺達の国は俺達のものだ。誇り高く戦ってみせよう。頑張れマルセル!すぐにそっちへ向かう!」
「…ろ…」
「何だって?」
「お前は…逃げるんだ…」
「何を言ってるんだ…?俺達は自由の為に最後の一人になっても戦い続ける!そう誓い合っただろう」
「…きて…生き…お前は生き延びて…伝え…だ」
「いくらお前の頼みでもそれは聞けない。どんな時でも一緒だったじゃないか、マルセル。」
「こんな……もう繰り返されては…い……伝え…くれ…界に…えて…れ」
「しかし」
「……頼む。頼むよ、兄弟。お前は生きるんだ。」
「マルセル…」
「いつか、た、一、晩中飲み、あ、」ブ、ブツン
「マルセル?マルセル!」
「大変です!もうすぐそこまで政府軍が来ています!ここは危険です!」
「マルセルが…」
「さあ早く、こっちです!ここから脱出して下さい!」
「だめだ、俺も皆と戦う」
「ねえ聞いてください。我々は死ぬ為に戦ってるんじゃない。本当に生きる為です。マルセルさんの言う通りだ。あなたが生きていれば、俺達はまだ敗けちゃいない。あなたは知っている。この国は良くない方向へ進んでいると。あなたは知っている。俺達がどんなに精一杯生きたかを。あなたがそれを知っている限り、俺達はまだ終わっちゃいないんです。」
「ジェレミー、でも俺は…」
「さあ、行って下さい。これが片付いたらジャンの店を貸し切りにしておきますよ」
「また…会えるよな?」
「ええ、そりゃもう。嫌っていうほどね。」
「ジャンの店をちゃんと押さえておいてくれよ」
「あいつ、きっとまた俺達が店の酒を飲み尽くしてるのを見てうんざりした顔をしますよ。」
それは昔の話だ。すぐ傍にある、昔の話。
手を伸ばせば届きそうな、皆の笑顔。俺達は本当によく笑ってた。
ジェレミー、フランツ、アントン、ジル、アンリ…マルセル。そしてエレーヌ…
俺の手は、届かない。
それは本当に昔の話なんだ。
あの後俺は追っ手から逃れ、反政府組織、つまり俺達レジスタンスを援助していた国へ亡命した。
彼らが正義感や人道の面からそんなことをしていたわけじゃないのはもちろん知っていたが、その時の俺にはそうする以外の方法がなかった。
しばらくは身を潜め、ただただ仲間の連絡を待った。そして二度目の冬が来た。
その間、亡命した旧政府の関係者は次々と死体になっていった。
「皆は無事だろうか、生きているだろうか」 そう考えながら過ごしていた俺は、ある日酒場でマルセルに似た男を見つけた。結局、よく見ると違ったのだが。
それで思い出したんだ。あいつはよく十字架の悪口を言ってた。
「待ってたってだめさ。祈ったって意味はねえ。そうだろ?神様が俺に10フランをくれたら、俺はその金を何に使えばいいんだ?そいつでここの支払いをしたら、彼は俺に雷を落とすんだ」
ジャンはカトリックだから怒っていたけど、他の者は笑ってた。
待ってたってだめさ。マルセルはそう言っていた。
祖国は国際的非難を受け、軍人達はあせり始めているようだった。俺のような国内の邪魔者は排除できても、多国からの武力介入には対抗できないだろう。
だから俺は「国際的非難」に加わった。伝える為だ。俺達が望んでいた当たり前のこと、俺達がされてきたこと、そして俺達がどう戦ったのかを。
俺の運動はうまくいき、支援してくれる運動家の数も段々と増えていった。告発書を執筆し、たまには演説をして訴えかけた。
うまくいきすぎたのだ。結果的に俺の見通しは甘かった。あまりにも甘かった。
当初、彼らはとても忙しそうに見えた。国内に残るレジスタンスを捜し出したり、国外に逃れた要人を二度と口の利けない体にしたり、都合の悪い書類を灰にしたりと。
だがそれも一段落して、もっと小さな存在にも目を向ける暇ができたようだ。
ある時に俺は白昼銃撃を受け、そして奇跡的に一命を取りとめた。
退院した時にはもう、どこにも安全な場所は無くなっていた。
俺は逃げて、逃げて、逃げ続け、生き延びた。逃げながらも執筆をやめなかった。
伝えなくてはならない。繰り返してはならない。生きなくてはならない。約束を果たさなければならない。
逃亡中、何人もの同胞が俺に尋ねた。
「なぜあなたは整形手術をして顔や名前を変えないのですか?亡命者は皆そうしているし、そうすれば追っ手を撒けるかもしれないのに。」と。
俺は何も答えなかった。その問いに答えれば、彼らはきっと笑うだろう。
ばかばかしい、と呆れるかもしれない。つまりそんな風に穢されたくなかったのだ。
銃撃を受けてから7年、俺は活動をしながら逃げ続けていた。今では殺意を孕んだ足音を聞き分けることだって出来る。
一人でいたが、孤独では無かった。果たされるべき約束があったからだ。
だが一通のメッセージが来て、全ての事情が変わった。
「ユーグ・ベルを覚えているか?」
その手紙はそう書き出されていた。
ユーグ…あの少年のことはよく覚えている。
俺達は政府軍の車両を奪い、それを使って奇襲をかけ、小さな野営地を一つ潰した。その晩俺達はあまりに矮小な、しかし偉大な勝利を祝っていた。ユーグは俺達のテーブルにつかつかとやってきて、そして跪いた。
「僕をレジスタンスに入れてくれませんか」
俺達はそれを聞いて笑った。ひどく酔っていたし、何よりその少年がまだせいぜい12~13歳に見えたからだ。
冗談に取らないほうがどうかしているだろう。
ひとしきりの揶揄を浴びせた。アンリには同じぐらいの息子がいたので、説教じみたことも言っていた。
ユーグはそれを黙って聞いていて、そして言ったのだ。
「じゃあ僕は何歳から生きることができるんだろう」
俺達の誰もが、笑うことをやめていた。そして口々に、無礼を詫びた。
ジェレミーは何故か目に涙を浮かべて、少年の頭を両手でしっかりと掴んだ。
「お前はもう戦える」
「僕はもう戦えるんだ」
そうしてユーグは俺達の仲間になった。アンリやマルセルは最後まで少年を思い留まらせようとしていたが、彼が孤児だと聞いてしぶしぶ握手を交わした。
ユーグは俺達の隠れ家に住み込み、よく働いた。危険なことはさせられないので、主に雑用だが。
それに彼の作るスープは最高に美味かった。どんな一流レストランでも、あのスープの味には敵わない。
仲間はみんなそのスープの秘訣を知りたがったが、ユーグは決してそれを漏らさなかった。
「僕だけがこれを作れる間は、お払い箱にされないからね」
俺達はユーグが好きだった。ジェレミーなんかはユーグのスープの為に酒場に顔を見せなくなり、ジャンに心配されたほどだ。
初めは各地で戦果を上げていた同胞達も、鎮圧の為の大規模な政府軍が投入されると、続々と倒れていった。
隠れ家や支部も残酷な拷問や投薬によって発見されていき、連絡のつかない場所も多くなった。
そして俺達は、ユーグを説得して安全な街へ逃がした。ユーグの説得には、4日かかった。
「ユーグ・ベルを覚えているか?」と、その手紙には書かれていた。
「彼は人心を惑わし、扇動した罪で逮捕された。公正な取調べの結果、君の知り合いだと分かった。全ては君次第だ。もしも君があの下らない本を書き続け、我々を侮辱し続けるつもりなら、彼は二度と空の下に立つ事はない。また、君が我々を煩わせても同じことになる。」
俺の活動は衰えず、かくまってくれる運動家も多い。
彼らはもう以前のように、俺を犯人のわからない他殺体には出来ないと踏んだのだろう。その証拠に彼らは俺の居場所を知っていて、メッセージを寄越したのだ。
選択肢はない。
俺が抵抗運動を辞める理由を誰かに漏らせば、それは更に波紋を広げて、そしてユーグは殺されるだろう。俺はユーグの命と引き換えに同情を集め、悲劇の主役としてまた民衆の前に立つのだ。
俺は翌日にそこを出て、別の名前を名乗った。整形手術を受けて、顔を変えた。
俺という人間は、この世から消えた。誰も俺のことを知らないし、俺の名を聞いたこともない。
惜しくはないさ。俺達は皆、ユーグが好きだった。彼の作るスープは最高なんだ。
ただいつか俺がジャンの店に立ち寄った時、待ってくれているはずの仲間達は、もう誰も俺に気づかないだろう。
約束は果たされない。
マルセル、ジェレミー。もう約束は、果たされないんだ。
最後に俺は、トレードマークだったウェーブ・ヘアーにストレートパーマをあてた。
みたいな何とも言えない目をしていますよ。
天然パーマとストレートの差がご理解頂けましたか?
例えば「ストレートの人だってパーマかけるんだから同じことじゃん」とか言ってる人を僕らが大きめのシュレッダーにかけて大根おろしですりおろした上でミキサーにかけてホッケの開きにかけようとして「あ、間違えた。これ大根じゃないや」って言って流しにドボドボ捨てても許されるとは思いませんか?
僕は思いませんね。
まだまだ言い足りないけど疲れたのでこの話はまた今度しませんか?
僕はしませんね。